
お金が必要な時に頼りになるのがカードローンです。
現在数多くのカードローンがありますが、それぞれ特徴や強みを持っています。例えば、「最短30分融資」「金利が低い」「初回契約者に対する無利息サービス」などです。
そんなカードローンの中から特に人気の高いカードローンを、商品ごとの強みとともにランキング形式で紹介します。さらに、自身にとって最適なカードローンを選ぶポイントと審査に通るためのコツも紹介します。
希望に合うカードローンを探すときの参考にしてください。
カードローンは銀行、信販会社、消費者金融と様々な金融機関が提供しているサービスです。業種のジャンルを問わずにおすすめのカードローンを紹介します。
実質年利 | 利用限度額 | 融資スピード | WEB完結 | 無利息期間 | 対象年齢 | |
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SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 800万円 | 最短30分 | 〇 | ー | 20歳~74歳 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 500万円 | 最短25分 | 〇 | 初回利用から30日間 | 18歳~69歳 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 800万円 | 最短20分 | 〇 | 初回契約から30日間 | 20歳~69歳 |
ORIX MONEY | 2.9%~17.8% | 800万円 | 最短即日 | 〇 | ー | 20歳~69歳 |
アコム | 3.0%~18.0% | 800万円 | 最短30分 | 〇 | 初回契約から30日間 | 20歳以上 |
レイク | 4.5%~18.0% | 500万円 | 最短25分 | 〇 | 初回契約から最大180日間※1 | 20歳~70歳 |
バンクイック(三菱UFJ銀行) | 1.8%~14.6% | 500万円 | 最短翌営業日 | ー | ー | 20歳~65歳 |
三井住友銀行カードローン | 1.5%~14.5% | 800万円 | 最短翌営業日 | ー | ー | 20歳~69歳 |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% | 800万円 | 最短翌営業日 | 〇 | ー | 20歳~62歳 |
オリックス銀行カードローン | 1.7%~17.8% | 800万円 | 数日程度 | ー | ー | 20歳~69歳 |
JCB CARD LOAN FAITH | 4.4%~12.5% | 500万円 | 数日程度 | 〇 | ー | 20歳~58歳 |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 800万円 | 数日程度 | 〇 | ー | 20歳~66歳 |
au Pay スマートローン | 2.9%~18.0% | 100万円 | 最短即日 | 〇 | ー | 20歳~70歳 |
VIPローンカード(オリックスクレジット) | 1.7%~17.8% | 800万円 | 最短即日 | 〇 | ー | 20歳~69歳 |
イオン銀行カードローン | 3.8%~13.8% | 800万円 | 最短即日※2 | 〇 | ー | 20歳~65歳 |
スターカードローンα(東京スター銀行) | 1.5%~14.6% | 1,000万円 | 1週間程度 | 〇 | 初回契約から30日間 | 20歳~69歳 |
じぶんローン(auじぶん銀行) | 1.48%~17.5% | 800万円 | 最短翌営日 | 〇 | ー | 20歳~70歳 |
セブン銀行カードローン | 12.0%~15.0% | 300万円 | 最短2日 | 〇 | ー | 20歳~70歳 |
住信SBIネット銀行カードローン | 1.59%~14.79% | 1,200万円 | 1週間~10日程度 | 〇 | ー | 20歳~65歳 |
ソニー銀行カードローン | 2.5%~13.8% | 800万円 | 最短翌営業日 | 〇 | ー | 20歳~65歳 |
りそなプレミアムカードローン(りそな銀行) | 1.99%~13.5% | 800万円 | 1週間程度 | 〇 | ー | 20歳~66歳 |
(※1)5万円もしくは借入金額のうち5万円に適用
(※2)イオン銀行の口座を所有している場合。口座がなければ数日程度
SMBCモビットのおすすめポイント
SMBCモビットは三井住友グループの消費者金融業です。審査スピードが速く最短30分で審査が完了し、契約が完了すれば最短3分で振り込みが完了します。また、返済のうち利息分の200円ごとにTポイントがたまるのでTポイントのユーザーにはお得です。
カードローンに申し込むと審査で職場に直接連絡する在籍確認が行われます。しかしSMBCモビットでは「WEB完結」でも契約すると在籍確認は行わずに審査が完了します。在籍確認の連絡を避けたい方におすすめです。
プロミスのおすすめポイント
プロミスはSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が運営する消費者金融業で、消費者業界売上1位のカードローンです。オリコンの調査「はじめての利用者の満足度部門」で4年連続1位に輝いており、ユーザーからの評価の高さが窺えます。
プロミスの上限金利は17.8%と他大手消費者金融(18.0%)より低く設定されています。他社と同じ金額の借入をしても金利が低ければ返済総額が低くなるのでお得です。
また、初回契約者に対する無利息サービスも特徴のひとつです。無利息サービスを提供しているカードローンは複数ありますが、多くは無利息期間が「初回契約の翌日」から開始します。しかし、プロミスは「初回利用の翌日」からです。
プロミスで契約を交わしても利用しない限り無利息サービスは開始しません。いざという時のために契約だけでもしておいてもよいかもしれません。
アイフルのおすすめポイント
多くの大手消費者金融は銀行の子会社ですが、アイフルは大手消費者金融の中では唯一の独立系の企業です。独立系の企業のため親会社の意向に左右されることなく独自のサービスを展開しています。
アイフルは価格.comのカードローンカテゴリの2021年度の人気ランキングでは1位に選出されています。オペレーターの対応の良さやアプリの利便性の高さが評価されている一因です。
アイフルでは、原則電話による在籍確認は行なわず、契約書などの郵送物が自宅に届くこともありません。カードローンの利用を家族や職場に知らせたくない方には嬉しいでしょう。
ORIX MONEYのおすすめポイント
オリックス・クレジットが提供しているORIX MONEYはカードレスのカードローンです。申し込みから契約、借入がすべてアプリで完了し、借入や返済もアプリがあれば利用できます。
審査は最短で60分、借入は最短10秒で振込完了するスピードの速さや、最大利用額が800万円と高額な点もメリットです。
さらにユニークなポイントはアプリを提示すればオリックスグループの一部のサービスで優待を受けられる点です。オリックスレンタカーやオリックスカーシェア、個人向けカーリースなどで優待が受けられ、お得に利用が可能になります。
アコムのおすすめポイント
アコムは三菱UFJフィナンシャルグループの大手消費者金融です。大きな強みは自動契約機「むじんくん」で、むじんくんで契約、借入、返済がスムーズに行えます。全国約900箇所に設置されています(2021年3月時点)。
アコムは「ACマスターカード」というカードローンの機能が備わったクレジットカードを発行しています。消費者金融でクレジットカードを発行しているのはアコムだけで、他のクレジットカードと比較すると比較的審査に柔軟です。
他の大手消費者金融同様アコムも審査スピードが早く即日融資が可能です。もし楽天銀行の口座を所有していれば、契約完了後1分で振り込まれます。
レイクのおすすめポイント
レイクはSBI新生銀行グループの新生フィナンシャル株式会社が運営している消費者金融です。レイクの大きな強みは「選べる無利息期間」です。
レイクは初回契約者に対し「60日間無利息」「借入金のうち5万円までは180日間無利息」のサービスを提供しています。どちらかの無利息サービスを利用するかは選択できます。ただし、WEBからの申し込みが条件です。
カードローンの初回契約者に対する無利息サービスは、大抵「30日間」です。しかしレイクでは倍の60日間、もしくは5万円とはいえ180日間が無利息です。類のない長さと言えます。
バンクイックのおすすめポイント
三菱UFJ銀行が提供しているカードローン、バンクイックは大手銀行が提供する信頼感もあり人気のあるカードローンです。
申し込みはWEBもしくは電話で24時間いつでも可能で審査結果は最短翌営業日に判明します。ローンカードは三菱UFJ銀行のATMに設置するテレビ窓口もしくは郵送で受け取れます。
バンクイックの特徴の一つに毎月の返済の負担が軽い点が挙げられます。バンクイックの最小返済額は1,000円からのため、毎月の返済の負担が少なく済みます。
三井住友銀行カードローンのおすすめポイント
三井住友銀行カードローンの特徴は利便性の高さです。まずは審査スピードで口座を持っていない方でも最短で翌営業日に審査結果が判明します。
また、申し込みは銀行に設置しているローン契約機でも可能で、契約機を利用すればその場でカードを受け取れます。返済は最低2,000円から、提携コンビニのATMからの返済でも手数料無料など少ない負担で可能、といった点も魅力です。
もし三井住友銀行の口座があればWEBで契約が完了し、キャッシュカードで利用できます。すでに口座を持っている方には便利なカードローンです。
楽天銀行スーパーローンのおすすめポイント
楽天銀行のスーパーローンは楽天会員にお得なサービスを提供しています。楽天会員であれば会員ランクによって審査が優遇されるため、楽天会員のランクが高ければ有利な条件で利用できるかもしれません。
さらに、契約すればもれなく楽天ポイントが1,000ポイント付与され、利用すると最大30,000ポイントが進呈されます。楽天ポイントを活用している方には大きなメリットです。
また、キャンペーンにも注目です。楽天銀行スーパーローンは金利半額キャンペーンなど、キャンペーンの実施回数が多く、タイミングが合えばお得に利用できます。
オリックス銀行カードローンのおすすめポイント
オリックス銀行が提供しているカードローンは、申し込みから契約までWEBで完了します。利便性が高く、提携しているATMが全国に10,000台以上あり、借入は1,000円から可能でしかも手数料はかかりません。オリックス銀行の口座がなくても申し込み可能です。
オリックス銀行のカードローンのユニークな特徴は、ガン保障特約付きプラン「Bright」の選択できる点です。保険料はオリックス銀行が負担します。
カードローン利用中にもしガンと診断、また、死亡保障や高度障害と認定されれば保証金が未返済債務に充当されます。
JCB CARD LOAN FAITHのおすすめポイント
JCBが提供するカードローン、FAITHの大きな特徴は金利の低さです。上限金利が12.5%と銀行系カードローンよりも低金利で利用できます。また、5万円までのキャッシングの1回払いも可能で金利は5.00%とクレジットカードのキャッシングよりも低金利です。
金利面では非常にお得に利用できるカードローンのため、低金利のメリットを活かして借り換えにもおすすめです。
この他にも様々な強みを持っています。例えば、「振込キャッシングは最短数十秒で口座に振込が完了」「全国の提携ATMでの利用が可能」などです。ただし、学生やパート、アルバイトの方は利用できないのでご注意ください。
みずほ銀行カードローンのおすすめポイント
みずほ銀行カードローンは利用限度額が最大で800万円と高額で、しかも金利は2.0%〜14.0%と低金利で利用できます。他社の借入があってもみずほ銀行の口座があれば比較的借りやすい、という口コミもあり、借り換えにもおすすめのカードローンです。
申し込みはWEBで24時間受け付けており、契約はWEBで完結するため店舗に訪問する必要がなく、自宅に郵送物も届きません。
みずほ銀行の口座を持っていればキャッシュカードで借入ができ、みずほ銀行の住宅ローンを契約中の方は適用金利が低くなります。しかも返済金額が2,000円からと毎月の返済の負担が少ないカードローンです。
au Payスマートローンのおすすめポイント
QR決済サービスのau Payはカードローンのサービスも行っています。au Payのユーザーが対象のカードローンで、借入はATMや振込だけではなくau Payへのチャージが可能です。チャージした金額はau Payプリペイドカードやau Payで支払いに使えます。
審査スピードが速く、最短30分で審査が完了し即日融資も可能です。アプリで借入ができるため、カードがなく、原則郵便物もありません。
利用限度額が100万円までなので使いすぎる心配がないのはメリットと言えるかもしれません。
VIPローンカードのおすすめポイント
オリックス・クレジットが提供するVIPローンカードは利用限度額が800万円と高額です。しかも審査スピードが速く、WEBで申し込むと最短60分で審査が完了します。
契約手続きが完了すればカードが発行されなくても、アプリや会員専用サイトから振込による借入が可能になります。また、全国約173,000台の銀行・コンビニのATMでの利用が可能です。急な出費やいざという時には全国どこでも利用できるため余裕を持って対応できるでしょう。
VIPローンカードの会員は、オリックスグループが展開するレンタカーやホテル、レストランなどが優待価格で利用できます。
イオン銀行カードローンのおすすめポイント
イオン銀行のカードローンの特徴はまず金利です。3.8%~13.8%と銀行カードローンの中でも低い金利のためお得に利用できます。
しかも、借入や返済は1,000円からのため「少しお金が足りない」時や「今月はお金が厳しい」時には助かる存在になるでしょう。イオン銀行の口座がなくても申し込みが可能です。
もしイオン銀行の銀行口座を所有していれば、ローンカード到着前に振込融資を受けられます。イオン銀行の利用者ですぐにお金を借りたい人にはおすすめです。
スターカードローンαのおすすめポイント
東京スター銀行が提供している「スターカードローンα」は利用限度額が最大1,000万円と銀行カードローンの中でも高額利用が可能です。審査次第ではあるものの余裕を持って利用できます。
サービスのひとつに初回契約者に対する30日間無利息サービスがあります。無利息サービスを行っている銀行カードローンは非常に少ないため貴重な存在です。
自動融資サービスも特徴の一つです。これは返済用の口座の残高が不足していると自動的に融資が行われるサービスです。公共料金などの支払いの延滞を防ぎます。
じぶんローンのおすすめポイント
auじぶん銀行はKDDIと三菱UFJ銀行の共同出資のインターネット銀行で、提供するカードローンが「じぶんローン」はauじぶん銀行が提供するカードローンです。
au IDの所有者はお得に利用ができます。例えば、「スマホで契約が完結できる」「金利が0.5%優遇」「提携ATMの手数料が無料」などです。
じぶんローンは、低金利の利点を活かし他社からの借り換えを推奨しています。しかもau IDの所有者であれば借り換えの場合通常より金利が優遇される可能性もあります。
セブン銀行カードローンのおすすめポイント
セブン銀行のカードローンを利用するにはセブン銀行の口座が必要です。しかし、口座があり「Myセブン銀行」のアプリから申し込めば最短2日で利用が可能になります。銀行カードローンでは最速レベルの融資スピードです。
もしセブン銀行の口座がなくても平日の9時から19時までにアプリから申し込めば、最短10分で口座開設ができます。
また、Myセブン銀行のアプリがあればキャッシュカードが到着する前からセブン銀行のATMで借入や返済ができます。コンビニの中でも最大の店舗数を誇るセブンイレブンで24時間利用できるのは大きな魅力です。
住信SBIネット銀行カードローンのおすすめポイント
住信SBIネット銀行カードローンの利用限度額は1,200万円とカードローンの中で最も高額です。また、1.59%~14.7%と低金利で、しかも一定の条件を満たせば最大0.6%の金利の優遇を受けられます。
ネット銀行の利点を活かし申し込みから契約、借入までスマホで完了します。郵便物はないため家族のカードローンの利用が知られる心配はありません。
借入は振込みの他にセブン銀行、イオン銀行、ローソン銀行、イーネットのATMで可能です。これらのATMが利用できるので、全国どこでも困った時には安心です。
ソニー銀行カードローンのおすすめポイント
ソニー銀行のカードローンの金利は2.5%~13.8%と他の銀行カードローンと比較しても低金利です。50万円までの借り入れであれば金利は13.8%、100万円までであれば金利は12.8%です。
銀行カードローンの多くはカードローンの利用条件に銀行口座の所有、もしくは口座開設を挙げています。また、ローンカードが到着しないと借入ができません。
しかしソニー銀行のカードローンはソニー銀行の口座がなくても利用可能です。しかも初回借入に限り指定の口座に振り込む「初回振込サービス」を用意しています。
りそな銀行プレミアムカードローンのおすすめポイント
りそなプレミアムカードローンの金利は3.5%〜13.5%と都市銀行が提供するカードローンの中ではもっとも上限金利を低く設定しています。しかもキャンペーンなどのタイミングによってはさらに低い金利が適用されます。りそな銀行の口座がなくても申し込み可能なのも特徴のひとつです。
申し込みやアプリやWEBで完結するので郵送物が自宅に届きません。カードローンの利用を同居する家族に知られたくない方には魅力です。
また、アプリが充実しており、申し込みや契約はもちろんのこと、残高確認や返済通知、一括返済の対応ができます。
各カードローンが持つ特徴や強みは、全ての利用者にとって役に立つ訳ではありません。カードローンに求めるポイントは利用者によって異なるからです。
カードローンに求める条件としては以下のものが挙げられます。
それぞれの目的に応じたおすすめのカードローンを解説します。
カードローンを提供している金融機関は、「銀行」「信販会社」「消費者金融」の3種類です。このうち、即日融資の可能性が高いのは消費者金融のカードローン、しかも「大手消費者金融のカードローン」です。
即日融資を希望するのであれば、SMBCモビット、プロミス、アイフル、アコム、レイクといった大手消費者金融系のカードローンの利用をおすすめします。
大手消費者金融が最短即日融資を可能にしているのは、「スコアリング審査」と呼ばれる審査方式を採用しているからです。
スコアリング審査は、利用者の情報を点数化し、算出された点数で機械的に融資の可否や限度額を決定します。利用者の状況を機械的に判断できればその分時間が短縮でき、即日融資を可能にするのです。
審査項目は年齢や年収、家族状況、勤務状況、住宅状況、他社の借入状況など多岐に渡ります。特に注目されるのが、「年収」「勤務先と勤続年数」「他社の借入状況」「住宅ローンの金額(もしくは家賃額)」「信用情報」です。
なお、銀行のカードローンは即日融資に対応していません。
銀行はカードローンの申し込みがあると必ず警察のデータベースに照会します。利用者が反社会勢力に属しているかどうかを確認するためです。照会し結果が出るまで物理的に1日以上必要なので、どんなに審査スピードが速くても融資は最短で翌営業日となります。
一部を除く大手消費者金融、また、一部の銀行や中小消費者金融は顧客サービスで初回契約者に対して無利息期間を設定しています。
それぞれ独自のサービスを提供していますので、自身の状況に応じた無利息サービスを選択しても良いでしょう。
無利息サービスの概要 | |
---|---|
プロミス | メールアドレス登録、WEB明細が条件で初回利用の翌日から30日間 |
アコム | 初回契約日の翌日から30日間 |
アイフル | 初回契約日の翌日から30日間 |
レイク |
・WEBからの申し込みで初回契約日の翌日から60日間 |
ベルーナノーティス |
・初回借入日の翌日から14日間 |
いつも | 初回契約更に60万円以上の借入で60日間 |
スターカードローンα(東京スター銀行) | 契約日から30日感 |
対象者や適用期間が限定されているとは言え、利息を支払う必要がないのは大きな魅力です。
いくら消費者金融の金利が高く銀行の金利が低いとはいえ、ごく一部を除く銀行は短期間で返済しても利息を支払わなくてはいけません。
お金を借りるのであれば安心できる金融機関から借りたいものです。信頼性でカードローンを選ぶのであれば、メガバンクが提供しているカードローンが最適です。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行はいずれもカードローンを提供しています。
また、横浜銀行のような大手の地方銀行もカードローンを提供しているため信頼性は問題ないと言えます。
大手消費者金融もメガバンクや大手銀行系列の金融グループのため安心感では負けてはいません。
消費者金融 | 運営会社 | 所属している金融グループ |
---|---|---|
SMBCモビット | 株式会社SMBCモビット | 三井住友フィナンシャルグループ |
プロミス | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 | 三井住友フィナンシャルグループ |
アコム | アコム株式会社 | 三菱UFJフィナンシャルグループ |
レイク | 新生フィナンシャル株式会社 | SBI新生銀行グループ |
カードローンは銀行、信販会社、消費者金融が提供していますが、低金利で選ぶのであれば銀行カードローンがおすすめです。
銀行カードローンの金利が低いのは自己資本比率が高く資金調達が容易に行えるからです。要は資金に余裕があるからで、多少低い金利で貸し付けてもビジネスとして成立します。
一方、消費者金融は銀行と比較すると自己資本比率が低く資金調達力が劣っています。ですので比較的高い金利で利用者に貸し付けて事業を継続させています。
また、銀行は様々なビジネスを行っているので余裕があり、個人向けの融資は低金利で提供できます。個人や法人に対する融資しか行っていない消費者金融との違いです。
専業主婦(夫)がカードローンを利用するなら配偶者貸付に対応している銀行カードローンや消費者金融がおすすめです。
一部を除き消費者金融や信販会社は収入のない専業主婦への融資を禁じられています。消費者金融や信販会社は貸金業法で「年収の3分の1以上の融資」を禁止しています(総量規制)。総量規制は貸金業法で定められているので銀行や信用金庫、信用組合は対象外です。
しかし銀行カードローンも独自ルールを設定しており、基本的には総量規制に抵触する人の審査通過は簡単ではありません。配偶者に安定した収入がないと利用は難しいでしょう。
カードローンを無理なく有効に利用するにはカードローンの性格や特徴を理解、把握しなければいけません。カードローンの特徴を解説します。
カードローンとは、銀行や信販会社、消費者金融などの金融機関が提供する個人向けの融資サービスです。
カードローンでは審査で決定した利用限度額の枠内であれば金額はいくらでも、しかも何度も借入が可能で、資金用途は自由です。担保や保証人は必要ありません。
利用限度枠内であれば自由に借入ができるのがカードローンの大きな特徴でありメリットです。
カードローンと聞くとローンカードが欠かせないと考えている方もいるでしょう。しかし銀行カードローンの一部はキャッシュカードやアプリで、消費者金融や信販会社の一部はアプリで利用できます。
フリーローンはカードローン同様に用途不問のローンで担保や保証人は不要です。同じようなローンのイメージをお持ちかもしれませんが、数多くの相違点があります。
カードローンは何度も借入ができるものの、フリーローンの融資は一回のみで後は返済するのみです。審査時間もカードローンより長く、即日融資は期待できません。
その代わり限度額が高く、金利はやや低く設定されています。フリーローンは低金利でまとまったお金を借りたい方に適している商品です。
利用者によって向き不向きがあるので、お金が必要な時期や金額、返済などを考慮した上でどちらを利用するか見極めてください。
クレジットカードのキャッシングもカードローンと同様に個人向けの融資サービスです。
クレジットカードのキャッシングは、カードローンより金利が高く、利用限度額が低く設定されている点が大きな違いです。
キャッシング枠が設定されたクレジットカードさえあれば手軽にお金が借りられるキャッシングは便利です。しかし、長期的な利用を考えるとカードローンのほうがお得です。
カードローンの金利は1%台から18.0%と幅広く設定されています。利息は次の計算式で算出されます。
借入残高×金利÷365×利用日数
もし10万円を年利15.0%で借入し30日後に返済した場合、100,000×0.15÷365×30=1,262.88となり、支払う利息は1,262円となります(1円未満は切り捨てられます)。
上記の計算式はカードローンの利用を考えている方にとって返済計画の目安となるでしょう。
ただし、返済が長期間に渡ると借入時の「借入金の利息×年数」では算出できません。毎月返済していくと元金が減っていくからです(借入をあまり行わない、という前提です)。
しかも採用している返済方式によって計算方法が変わるため、借入金や完済期間が同じでも各社によって利息の総額が異なります。
支払う利息がいくらになるのか気になる方は、WEBページの返済シミュレーションを利用して支払額を把握しましょう。
カードローンを利用するには必ず審査を通過しなければいけません。カードローンの審査は何をみてどのような基準で判断するのかを解説します。
カードローンは成人の方でないと利用できません。しかも、一部を除き利用条件を20歳以上に設定しているカードローンが大半です。また、18歳以上で利用可能なカードローンでも高校生や高等専門学校生は対象外です。
ちなみに、逆に上限年齢は各社によって異なりますが、70歳前後に設定されていることが多いです。
カードローンを利用するには毎月安定した収入があることが必須条件です。
カードローンでお金を借りると金額は関係なく毎月必ず返済しなければいけません。そのため、毎月1回以上の収入がないと「返済能力がない方」と判断されるのです。
毎月必ず収入があれば雇用形態は問われません。たとえアルバイトやパートでも毎月収入があれば消費者金融を利用できます。
逆に、いくら高収入でも収入が不定期であれば審査が通らない可能性があります。
カードローンやキャッシングからの借入の総額が年収の3分の1を超えてると基本的に新たにカードローンは利用できません。借入をすると年収の3分の1を超えてしまう場合も同様です。
貸金業法では利用者の借りすぎを防止するために、総量規制により年収の3分の1以上の貸し付けを禁止しています。
貸金業法の対象は貸金業者、つまり消費者金融や信販会社、ノンバンクなどです。銀行は対象外ではあるものの銀行カードローンも自主規制で年収の3分の1以上の貸付を行いません。
総量規制が適用されるのはカードローンやフリーローン、キャッシングなどの「目的を問わないローン」です。住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどは対象外のため、借入が年収の3分の1以上の借入があっても利用できる可能性があります。
ローンやクレジットの利用状況はJICCやCICといった信用情報機関に記録され、金融機関はその情報を共有しています。
ローンやクレジットの利用に問題があると信用情報機関に事故情報として記録されます。事故情報が記録されている間はカードローンの審査の通過が非常に厳しくなります。
事故情報の具体例は、長期滞納、債務整理(自己破産、個人再生、任意整理、特定調停)、カードの強制解約などです。
事故情報は信用情報機関に永遠に記録されるわけではなく、一定期間が経過すると削除されます。記録されている期間は事故情報の内容によりますが最長10年です。
事故情報が記録されている間はカードローンの利用を諦めたほうがよいでしょう。なお、信用情報機関への情報の照会は個人でも可能です。気になる方は自身の信用情報を確認してください。
おすすめのカードローンを紹介しましたが、それでもその中から自身に最適なカードローンを選ぶには迷うものです。
カードローンを選択するために注目すべきポイントを解説します。
カードローンの金利表示は「下限金利(%)~上限金利(%)」となっています。金利でカードローンを選びたい方は「上限金利」に注目してください。
下限金利が1%台のカードローンは、一見すると金利が低いという印象を受けます。しかし、下限の金利は最高利用限度額、もしくは近い金額に適用される金利です。数百万円の利用額でないと下限金利は適用されないのです。
初めて利用するカードローンでは、大抵の場合利用限度額は50万円までです。この利用限度額であれば上限金利が適用されます。
いくら下限金利が低いカードローンでも、上限金利は他社と同様、もしくは高い場合もあるのです。
当然ながら「即日融資可能」とアピールしているカードローンは申し込んだその日のうちにお金を借りられます。すぐにお金を借りたい方は確認すべき点です。
ご注意いただきたいのは、即日審査完了と即日融資可能が異なる点です。即日に審査が完了したとしてもその日のうちにお金が借りられるとは限りません。
たとえ審査が完了しても融資までの手続きや確認作業などで時間がかかる場合があります。また、契約締結の書類やローンカードを郵送するカードローンでは物理的に即日での利用ができません。
即日融資を希望される方は、「即日融資」か「即日審査完了」かをしっかり確認して下さい。
カードローンで利用できる金額が大きければ大きいほど余裕を持って利用できますし、いざという時にも安心です。ゆとりを持ってカードローンを利用したい方には、利用限度額は注目ポイントです。
ただし、利用可能な金額がそのカードローンの最大利用限度額になることはまずありません。年収が高額な方でも最大の利用限度額で申し込んでも審査は通りません。高額の利用限度額を希望されるのであれば、利用実績を重ね徐々に増額申請をする必要があります。
しかし、増額申請をしても年収の3分の1以上の融資を行う貸金業者はいません。総量規制対象外である銀行カードローンでも、年収の2分の1を超える融資は行いません。
借入方法の選択肢が多いのか、迅速に対応可能なのか、といった利便性も大切です。
提携ATMが多いカードローンであればお金が必要な時にすぐに利用できます。特に主要コンビニで利用可能であれば全国どこでも利用できます。
また、振込キャッシングを希望する場合、融資を依頼してから振込までの時間はどのぐらい必要なのか、24時間365日対応可能なのかなどは確認しましょう。
振込キャッシングのスピードが速いカードローンでも、特定の銀行でないと最速時間での振込が難しい場合があります。提携している銀行のチェックも必要です。
借入の利便性と同様に返済の利便性も重要です。多くの銀行や信販系のカードローンの返済日はその会社の指定日です。一方で消費者金融系カードローンは利用者が返済日を設定できます。
カードローンやキャッシングの返済日は給料支給直後を希望する方が多いでしょう。消費者金融は返済日に関して、いくつかの候補から選択、利用者が指定などのパターンの選択が可能です。
中には「35日サイクルでの返済が可能」なカードローンもあります。お金を借りる金融会社の返済がフレキシブルに対応可能であれば選択肢の一つになるかもしれません。
また、提携していない金融機関から返済する場合、振込手数料が必要かどうかも確認するポイントです。
すでに取引のある銀行や信用金庫のカードローンは全く取引のない銀行カードローンより審査が通りやすいと言えます。例えば、定期預金や給与の振込口座に指定している、保険に加入している金融機関です。
すでに取引がある顧客に対して、金融機関はその顧客の経済状況や信用情報を把握しています。問題なく取引を行っている優良顧客であれば安心して融資を行えます。審査もすぐに完了するでしょう。
また、取引がある利用者に対してカードローンのサービスを提供するのは金融機関にとっても顧客サービスにもなります。全くの新規の申し込みよりも審査基準が下がる可能性があります。
カードローンを利用するには審査をクリアしなければいけません。カードローンの審査に通るためのいくつかのコツや方法を紹介します。
カードローンの審査に通るためには絶対条件として毎月安定した収入を得ている必要があります。また、収入だけでなく現在勤務中の企業に一定期間勤務しているかどうかも大きな要素になります。
転職回数が多い人や勤続期間が短い人は定着性に疑問を持たれ、カードローンの審査では安定した収入がある人とは見なされません。
カードローンの審査に通るには、半年間は継続して勤務してからの申し込みをおすすめします。
ローンやクレジットの返済状況は信用情報機関に記録されています。すでにローンやクレジットを利用している方は、審査に大きく影響するので、返済を滞納しないように気をつけてください。
他社の返済を滞納中だと絶対に審査は通りませんし、長期滞納が信用情報に記録されていても同様です。他社の借入を滞納中の利用者にお金を貸す金融機関はありません。
また、短期間の返済では事故情報としては記録されないものの、滞納の頻度が多いと審査での印象は非常にネガティブになります。
気を付けていただきたいのは、信用情報機関に滞納として記録されるのはスマートフォンの割賦金も含まれる点です。分割でスマートフォンを購入している方で携帯電話の利用料金を滞納しがちの方は、カードローンの審査に不利になるのです。
審査に自信がない方は、下手な鉄砲でも数撃ちゃ当たるとばかりに一度に複数の借り入れの申し込みをしようと考えているかもしれませんが、絶対にやめてください。
信用情報機関にはローンやクレジットの申し込み状況も記録されているからです。
短期間に複数の借入を申し込めば、審査で「審査に自信がない」「よほどお金に困っている」といった印象を与えます。そうなると返済能力が低い方と判断されます。
審査に自信がない方がカードローンに申し込む際、審査に有利になるように現状を偽って申告したくなるかもしれません。例えば既にある借入額を低く、年収を高く、派遣社員なのに正社員と偽って申告するなどです。
虚偽の申告をしても高い確率でばれます。カードローンを提供している金融機関の審査能力は非常に高く、虚偽が発覚すれば当然審査は通りません。たとえ審査に通過したとしても、後々虚偽が発覚すると契約違反となり強制解約されてしまいます。強制解約されると事故情報として記録されます。
絶対に虚偽の申告はしないでください。
カードローンの審査では、融資は可能でも借入希望金額が高いため見送りとなるケースがあります。希望金額を融資すると総量規制に抵触してしまうから、もしくは年収額に対して借入希望額が高いから、などの理由です。
使えるお金は多いに越したことはないですが、借入額は高ければ高いほど審査の基準が上がり、低ければ低いほど基準は下がります。
カードローンに申し込む時には自身の年収と既にある借入金の総額がどの程度あるのかを確認し、必要最低限の金額を申し込んでください。審査が通過する確率が高くなります。
利用可能額を増やしたいのであれば実績を重ねて増額することをおすすめします。新規の申し込みよりも増額のほうが審査基準は低いからです。
カードローンの審査に欠かせないのが在籍確認です。在籍確認は審査担当者が職場に個人名で電話連絡を行います。
申し込み時に職場の連絡先を申告する場合、確実に在籍が証明できる連絡先を申告してください。在籍確認が取れないと審査は通りません。
もし派遣社員の方が申し込む場合、連絡先を派遣先企業ではなく派遣元企業の電話番号を申告したほうが確実です。在籍確認の電話を取った派遣先企業の社員が派遣社員を把握していない可能性があるからです。
近年では電話での在籍確認を行っていないカードローンも増えてきました。一部の大手消費者金融カードローンや銀行カードローンなどです。
電話での在籍確認を避けたい方は選択ポイントになるかもしれません。
審査なしのカードローンはある?
正規の金融業者で審査なしのカードローンはありません。カードローンでは下記の理由から必ず審査が行われます。
また、同様に審査が甘いカードローンも存在しません。誰にでも融資を行うようにアピールするカードローンはすべて違法金融業者=闇金、とお考えください。
学生が利用できるカードローンはある?
18歳以上の学生がお金を利用できるカードローンは存在します。ただし「アルバイトなどの定期的な収入がある方」が必須条件です。また、18歳以上でも高校生は利用できません。
18歳以上20歳未満の学生の申し込みが可能なのが「学生ローン」です。学生ローンは学生専門の消費者金融業者が提供しているカードローンです。
学生ローンは大手消費者金融と比較すると金利は低いものの、利用限度額は50万円程度に抑えられています。
中小消費者金融のカードローンは審査が甘い?
中小消費者金融の利用者は大手消費者金融や銀行カードローンの審査が通らなかった方が中心です。しかし、中小消費者金融の審査は決して甘くはありません。
ただし、中小消費者金融は柔軟に審査を行います。そのため大手消費者金融や銀行カードローンの審査に通らなかった方でも融資を行えます。
大手消費者金融や銀行カードローンはスコアリング重視で融資の可否や利用可能金額を機械的に判断します。ところが中小消費者金融は審査担当者自らが利用者の返済能力を確認し融資の可否を判断します。
たとえ他社の借り入れがある人や他社の審査が通過しなかった方でも、審査担当者が「返済能力がある」と判断すれば融資を行います。収入や借り入れ状況、生活環境だけではなく、面談をして人柄で融資の可否を判断する場合もあります。
ソフト闇金で借りても安全?
違法金融業者、いわゆる闇金でお金を借りるのは危険と認識されている方は多いでしょう。しかし「ソフト闇金」では安心なのでは、と考える方がいるかも知れません。
「ソフト闇金」のHPは明るい色調で親身な姿勢をアピールしていますが、いくらソフトでも違法は違法です。決して手を出さないでください。
ソフト闇金は「10日で3割」や「7日で1割」など、法定金利を遥かに超える金利で融資します。中には融資金額から手数料を引いて貸し付ける業者も存在します。いくらお金を借りられるとしても割に合わない上にすぐに返済に行き詰まるでしょう。
ソフト闇金が利用者に対して親身な姿勢を示していても、返済が滞納すると様々な方法で取り立てます。どのような目に遭うかわかりません。